西国三十三所巡礼の旅
 ( 2018年1月~12月)

 旅行社の日帰りバスツアーに参加して、三十三所巡りを始めることになりました。(今年の1月から12月までの全12回) その動機は仏様を信仰するなどという殊勝なものではなくて、たとえひと時でも日常とは異なった時間を持ちたいという願望と、仏様の側にちょこっとだけ近づいてみたいという、かなりええ加減なものです。こんなことで、果たして三十三所巡りを続けられるのでしょうか。(苦笑)

西国三十三所は近畿二府四県に点在している。


西国三十三所
 さいごくさんじゅうさんしょ (又は、さいこくさんじゅうさんしょ)

 西国三十三所は、近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場の総称。これらの霊場を札所とした巡礼の起源は西暦718年とされており、日本で最も歴史がある巡礼行であり、現在も多くの参拝者が訪れている。

 「三十三」とは、『観音経』(妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)に説かれる、観世音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために三十三の霊場を巡拝することを意味する。

 西国三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされている。このツアーでは三十三所をいくつかのグループに分けて(1グループは3~4ヶ寺)、全33ヶ所を何回かのツアーで巡ることになっている。第1回の今回は一番札所の青岸渡寺にお参りしてきた。

西国三十三所 (府県名の前にあるカッコ内の名前は、その寺の別名)
* 第一番  青岸渡寺(和歌山県)
* 第二番  金剛宝寺(紀三井寺)
               (和歌山県)
* 第三番  粉河寺(和歌山県)
* 第四番  施福寺(大阪府)
* 第五番  葛井寺(藤井寺)(大阪府)
* 第六番  南法華寺(壺阪寺)(奈良県)
* 第七番  龍蓋寺(岡寺)(奈良県)
* 第八番  長谷寺(奈良県)
* 第九番  南円堂(興福寺内)(奈良県)
* 第十番  三室戸寺(京都府)
* 第十一番  上醍醐 准胝堂(醍醐寺)
                (京都府)
* 第十二番  正法寺(岩間寺)(滋賀県)
* 第十三番  石山寺(滋賀県)
* 第十四番  圓城寺(三井寺)(滋賀県)
* 第十五番  今熊野観音寺(京都府)
* 第十六番  清水寺(京都府)
* 第十七番  六波羅蜜寺(京都府)
* 第十八番  頂法寺(六角堂)(京都府)
* 第十九番  行願寺(革堂)(京都府)
* 第二十番  善峯寺(京都府)
* 第二十一番  穴太寺(京都府)
* 第二十二番  総持寺(大阪府)
* 第二十三番  勝尾寺(大阪府)
* 第二十四番  中山寺(兵庫県)
* 第二十五番  播州清水寺(兵庫県)
* 第二十六番  一乗寺(兵庫県)
* 第二十七番  圓教寺(兵庫県)
* 第二十八番  成相寺(京都府)
* 第二十九番  松尾寺(京都府)
* 第三十番  宝厳寺(滋賀県)
* 第三十一番  長命寺(滋賀県)
* 第三十二番  観音正寺(滋賀県)
* 第三十三番  華厳寺(岐阜県)

  ( 番外札所 )
* 法起院(奈良県)
* 元慶寺(京都府)
* 花山院 菩提寺(兵庫県)


第1回ツアー  一番札所



 一番札所 青岸渡寺(せいがんとじ)

 青岸渡寺は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の寺院。西国三十三所第一番札所。山号は那智山。本尊は如意輪観世音菩薩。
 2回目以降のツアーは1回あたり3~4ヶ寺を巡るが、1回目の青岸渡寺は和歌山県の南端にあって京阪神から遠いので、1日で1ヶ所だけにお参りした。

 本堂および宝篋印塔は国の重要文化財。伝承では仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来した裸形上人による開基とされ、同上人が那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音を本尊として安置したという。

 境内から眺める那智の滝と五重塔のツーショットは、今様にいえばインスタ映えする画像・・・と言ったところ。

青岸渡寺の本堂

 周辺の名所

 熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)

 熊野那智大社は熊野本宮大社・熊野速玉大社とともに熊野三山の一つ。隣接する那智山青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地として栄華を極め、古来より多くの人々の信仰を集めてきた。

 社殿は、仁徳天皇の御世(317年)に現在の位置に創建され、平重盛が造営奉行となってから装いを改め、やがて、織田信長の焼討に遭ったのを豊臣秀吉が再興した。

熊野那智大社


 那智大滝(なちおおたき)

 那智の滝は熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた。「一の滝」とも呼ばれ日本三大名滝の一つ。落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑で、熊野の山塊、その奥方より流れ落ちる姿は圧巻で、大晦日にはライトアップも行われる。

青岸渡寺の三重の塔と那智大滝 落差133メートル


 今回のツアーは神戸・三宮を発着とする、往復12時間の長いバス旅でした。少々疲れましたが、何となく心地よさが残るツアーでした。来月は5つのお寺を巡る予定ですが、聞くところによると時間に追われてのお参りになるらしいので、思うように写真が撮れるかどうかが心配です。




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