第8回ツアー 三十~三十一番札所

 (2018.08.09)

 三十番:宝厳寺 三十一番:長命寺

  今回お参りした2つのお寺のうち、竹生島の宝厳寺は7年前に訪れたことがあるので今回は2度目の参詣となったが、船に乗ってお参りすと言うところが何となく新鮮に感じられ、今回も楽しくお参りさせて頂きました。

    
 三十番札所 宝厳寺 (滋賀県長浜市・竹生島)
           ほうがんじ

  宝厳寺は琵琶湖の北部に浮かぶ竹生島に建つお寺。寺の本尊としては七福神の一柱である大弁財天が祀られ、札所の本尊としては千手観音が祀られている。寺の本尊である弁財天像は江ノ島・宮島と並ぶ日本三弁財天の一つで、最も古い物とされる。

 縁起によれば神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願で行基が堂塔を建立し、弁財天像を祀ったのが始まり。その翌年には第二宝殿の観音堂を建て千手観音を祀ったが、それが現在の西国巡礼第三十番札所となっている。

湖北の長浜港からこんな遊覧船で竹生島に渡った。

竹生島の港に着くと、目の前にこんな光景が広がる。

本堂に向かってこんな石段が延々と続く。

本     堂

不 動 明 王 御 朱 印



 竹生島神社

 日本では古より神仏習合思想によってお寺と神社が隣り合わせで建てられることが多かった。しかし、明治の初期に廃仏毀釈運動が起こり多くのお寺が取り壊されたが、ここ竹生島ではそれを逃れて今も神仏習合の形が残っており、お寺(宝厳寺)と神社(竹生島神社)が回廊でつながって建っている。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)と廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)

 神仏習合とは日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が混淆し、一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象。 神仏混淆(しんぶつこんこう)ともいう。 しかし、明治初年に維新政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教排斥,寺院・仏像・仏具の破壊運動(廃仏毀釈運動)によって多くの寺院が取り壊された。

宝厳寺から竹生島神社へ向かう。

竹生島神社の本殿

神社の参道から琵琶湖が見える。


 三十一番札所 長命寺 (滋賀県近江八幡市)
          ちょうめいじ

 長命寺は琵琶湖を望む長命寺山の中腹に立っており、「長生きの観音さん」として親しまれている。現在の本堂は大永4年(1524年)の再建。厨子内に秘仏の千手・十ー面・聖観音の3尊を一体の本尊として祀る。建物、本尊とも重要文化財。また平成26年の修理で美しく蘇った三重塔や、護摩堂・鐘楼なども重文に指定されている。

本堂に向かってこんな石段が延々と続く。

本    堂

三 重 の 塔 御 朱 印

六所権現影向石(ろくしょごんげんようこうせき)

 本堂の背面にある山の斜面にある巨岩。「天地四方を照らす岩」といわれ、長命寺を開闢(かいびゃく)した武内宿禰がこの岩に長寿を祈願したところ、360歳まで長生きしたといわれている。長命寺の寺号の由来ともなった岩。

境内の杉木立から琵琶湖を。


 今回お参りした2つのお寺の石段もキツかったです。2ヶ寺を合わせて合計3百数十段の石段を上り下りしましたが、猛暑による高温と平素の運動不足が祟って、息も絶え絶えの参詣となりました。情けない限りです。(汗)



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