(番外編)
   南伊豆の河津桜
 ( 2016.02.25~27) 

 旅行社のツアーに参加して、伊豆半島南部(賀茂郡河津町)の河畔に咲きこぼれる「河津桜」(カワヅザクラ)を観てきました。他に「修善寺の梅林」や「伊豆大島の椿」も観てきましたので、あわせてご覧ください。

河津川の堤に咲く河津桜



河津桜まつり

 「河津桜まつり」(今年で26回目)を開催中の河津町では、河津桜が見頃を迎えている。まつりの会場である河津川沿い約4キロの桜並木にはピンク色に染まった桜のトンネルができており、大勢の人が満開のサクラを楽しんでいた。
 桜まつりの関係者によると、今年は暖冬のせいか昨年に比べて1週間ほど早く満開となったそうで、花の見栄えも良いとのこと。いい年にやって来たもんだ。(笑)

河津桜まつりの会場
所在地:静岡県賀茂郡河津町
アクセス:(電車)東海道新幹線「熱海駅」で伊豆急に乗車し、
           「河津駅」下車。
       (車) 東名沼津ICより国道136号-伊豆中央道
           - 修善寺道路-国道414号線経由で約60km
           (約1時間30分)
問い合わせ先:河津町観光協会 0558-32-0290



     河津川沿いの桜並木 川の右岸から上流方向を見たもの。
    河津桜は両岸の堤に植えられており、左岸(この写真では対岸)に
    設けられた遊歩道を歩いて桜見物をする。

かじやの桜 河津桜の銘木。河津桜の原木が発見されて間もなく接ぎ木による苗の生産が始まったが、この「かじやの桜」はその時に生産された木のうちの1本。地元では「一期生」と呼ばれている。
 この桜は「桜まつり」のメイン会場にある河津桜観光交流館のすぐ近くにある民家の庭に植えられており、家主さんのご厚意で観光客にも解放されている。樹高はそれほど高くはないが、枝振りの良さと花の多さは見事だ。



土産物などを売る出店


  河津桜(かわづざくら) バラ科の落葉小高木

<原木の発見>
 河津桜の原木は伊豆半島の南部に位置する静岡県賀茂郡河津町田中の飯田氏宅(個人のお家)の庭にある。1955年(昭和30年)の2月のある日、飯田勝美氏(故人)が河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽咲いている桜(早咲き桜)の苗を偶然発見し、自宅の庭(現在地)に植えたもの。品種的には早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の交雑種と推定されている。

河津桜の原木
 まつりの会場から他所へ移動するバスの窓から写したもの。

<種名の由来>
 1968年(昭和43年)頃からこのサクラは増殖され、周辺地域に普及した。伊豆農林事務所や河津町が、2月上旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けるこの早咲き桜について調査したところ、この桜の原木が河津町にあることが分かったことから(上記の通り)、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名された。

<その名は全国に>
 伊豆の温暖な気候の中で毎年2月上旬から開花し始める河津桜は、本州で咲く桜の中でも早咲きの種類に分類される。開花の過程を楽しめるとともに、満開の状態を長く維持できる特徴も持つ。ひと昔前までは無名であった河津桜の名は瞬く間に全国に浸透し、今や「河津桜まつり」は150~200万人の観光客が訪れる大きなイベントになっている。

 余談ながら、河津桜を観た旅から帰って来た日(2月27日の土曜日)の夜のMBSテレビの番組(ニュースキャスター)で、「南伊豆の河津桜」の夜桜中継をやっていた。この桜はやっぱり全国区なんだ、と実感した次第。(笑)




河津桜と菜の花 ピンクと黄色のコラボレーション。





修善寺梅林の梅まつり
しゅぜんじばいりん
 修善寺梅林は修善寺温泉の北側、「修善寺虹の郷」近くの自然公園の 一角にある。約3haの園内には樹齢100年を越える老木から最近植えられた若木まで、およそ20種類1,000本の紅梅と白梅が植えられている。

 1月下旬頃から咲き始め、最盛期の2月には梅まつりが催される。気候条件がよければ梅の木越しに富士山も眺められる・・・とのことだったが、空が厚い雲に覆われ、また夕暮れも近かったために、鮮やかな色の梅の花が観られなかったのは残念だった。












伊豆大島の椿まつり

 「日本一の椿の島」といわれる伊豆大島(東京都大島町)では、1月下旬から3月の中旬にかけて島に自生する約300万本のヤブツバキ(藪椿)が開花する。伊豆大島に自生するヤブツバキは全国に分布するヤブツバキの原種だとのこと。

 ヤブツバキが開花する頃に合わせて「伊豆大島椿まつり」が開催され、盛り沢山のイベントが行われる。第61回を数える今年の椿まつりは、1月31日~3月21日までの約2ヶ月間にわたって開催される。

椿園の入り口 踊り手のアンコさん達はかなりのご高齢(^^;





黄金の花弁をもつ珍しい椿「金花茶」(クリサンタ)

大島桜と大島椿のツーショット (こんなチャンスはあまり無い)
 オオシマザクラは日本の桜の代名詞のようになっているソメイヨシノ
母方の親種。(因みに、父方の親種は江戸彼岸=エドヒガン)

 河津桜・梅・椿・・・早春の伊豆地方に咲く「木の花三種盛り」は如何でし
たか。今回のツアーはお天気にも恵まれ、春間近を思わせる陽気の中で
一足早い春を満喫してきました。


 関西紀行のメニューページに戻る
   他のページへ移る場合は左のメニューをクリックしてください。