兵庫県養父市
     ミズバショウ公園
 ( 2017.04.28) 

 兵庫県の北部に位置する養父市のミズバショウ公園を訪れ、草地(湿地)の斜面に咲く真っ白な大型の花「ミズバショウ」を観てきました。

養父市の公園に咲くミズバショウ



ミズバショウ公園

 養父市(やぶし)の北部「加保坂峠」の頂上付近(標高630m)の尾根にある、ミズバショウが群生する公園(湿った草地)。ここに咲くミズバショウは日本の南西限に自生する貴重なミズバショウとして、1976年に兵庫県天然記念物に指定された。毎年4月下旬には「ミズバショウ祭り」が開かれる。今年は私たちが訪れた翌日(4月29日)に行われたようだ。



所在地:兵庫県養父市大屋町加保字加保坂(かほさか)
開園期間:(ミズバショウの観賞時期)
         4月中旬~5月中旬(年によって異なる)
開園時間:9~17時
入園料:250円
アクセス:
  (電車・バス)
歩く距離が長いので、電車で行くのは
           ちょっと無理かも。
         山陰本線の八鹿駅から全但バス(大屋方面行き)
         に乗って「大屋」で下車。上り坂を約90分ほど歩く。
  (車)北近畿豊岡自動車道を養父ICで下りて、県道6号を西へ。
問い合わせ先:養父市観光案内所 079-663-1515



 ミズバショウと聞けば尾瀬ヶ原の清流に咲く花を思い出してしまう。そう、清らかな水辺に咲いているミズバショウだ。尾瀬以外にも何カ所かのミズバショウを観たが、どれも水の流れの中やその近くに咲くものだった。
 ところが、ここ「ミズバショウ公園」の花は水辺ではなく枯れた草地に咲いている。草地と言ってもその直ぐ下には水分をたっぷり含んだ地層があるのだろうけど、外から観た限りでは水が全く見えない、枯れた草地の所々に数株から10株ほどがひと固まりになって咲いている。「えっ!? こんな所に咲いてるのぉ?」と面食らった。(笑)


 自生地としては南限に位置するということで学術的には貴重な存在らしいが、私のようなミーハーな人間にとってはそんなことよりも、ミズバショウはやっぱり清流の水辺に咲いていてほしいと思ってしまう。

 画面右上に木造の小屋(休憩所)が建っている。そこから木製の階段(観察路)を下りながら右手(この写真では左側)に広がる草地の斜面に咲くミズバショウを観る・・・という寸法になっている。(立木のそばに見える緑色の固まりがミズバショウ)


草地の斜面に咲くミズバショウ

 ここのミズバショウは木道からかなり離れた所にしか咲いていない。(この写真ではオレンジの枠で囲ってある所) 近くても2~3m、遠ければ数m以上も離れた所に咲いているので、尾瀬などのように間近て花を観ることが出来なかった。ここから先の花の写真は、カメラのズーム機能をフルに使って撮ったものです。




ミズバショウ 水芭蕉

 サトイモ科 湿地や水辺に生える多年草 花期は4~7月
多雪地に群生することが多く、雪解けを待ちかねたように花を開く。白い花びらのように見えるのは花びらではなくて、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞。

 その仏炎苞に抱かれた棒状のものが花穂(かほ)で、その花穂にびっしりと付いた小さなツブツブが花。花は咲いた当初は緑色の粒状だが、最盛期には雄しべの黄色い葯(ヤク=花粉が入った袋)に覆われるので、花穂全体が黄色く見える。緑色の葉・白い仏炎苞・黄色の花穂・・・の取り合わせが美しい。






お ま け  山路にはこんな花も咲いていた。

コバノミツバツツジ(ツツジ科)

スミレサイシン(スミレ科) ミツバツチグリ(バラ科)


 久しぶりにミズバショウの花を観てきました。私が抱いているミズバショウのイメージとは若干異なったものでしたが、そこそこの花が観られたので、片道150kmほども車で走った甲斐がありました。今後の更新予定ですが、6月の初旬に佐渡ヶ島へ「トビシマカンゾウ」の群落を観に行くつもりで居たのに、ちょっとした事情があって行けなくなりました。ページ作りのためにどこか良い所を探さなくっては・・・。(苦笑)


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