奈良県橿原市
    本薬師寺のホテイアオイ
 ( 2017.09.27) 

 さる自然観察グループの仲間と一緒に橿原市の本薬師寺跡を訪れ、周辺の田んぼに群生するホテイアオイを観てきました。その後、少し離れた所にある昆虫館にも立ち寄り、可愛らしいチョウチョの群舞も観てきましたので、合わせてご覧ください。

本薬師寺跡周辺に咲くホテイアオイ



本薬師寺周辺に咲くホテイアオイ

 本薬師寺跡にある医王院の周辺の田んぼにホテイアオイが群生している。私が知るホテイアオイは湖沼や池の水面に浮かんで群生するものだが、ここの花は何枚もの田んぼ(休耕田?)にびっしりと生えていた、というか、植えられていた。花はちょうど見頃で、ラッキーでした。


 本薬師寺(もとやくしじ)

 奈良県橿原市の東南にあった、「藤原京の薬師寺」と呼ばれた寺院。平城京遷都を機にこの薬師寺が西ノ京に移ると、西ノ京の「薬師寺」と区別するために当寺は「本薬師寺」と称されるようになった。本薬師寺は「元薬師寺」とも記されるほか、平城京に造営された薬師寺(平城京薬師寺)に対して、「藤原京薬師寺」などとも呼ばれる。

本薬師寺跡の石碑 (赤く見えているのはヒガンバナ)

 現在は橿原市城殿町(きどのちょう)の医王院(白鳳山醫王院)の境内に、伽藍の遺構のうち金堂の礎石の一部が残る。また、東塔や西塔の土壇および心礎などの礎石が周囲の水田に残存しており、本薬師寺跡として特別史跡に指定されている。

医王院(白鳳山醫王院) 
手前に見える石は本薬師寺の金堂の礎石の一部


所在地:奈良県橿原市城殿町
アクセス:近鉄橿原線の畝傍御陵前駅から東へ、徒歩約10分
問い合わせ先:橿原市役所 魅力創造部観光政策課

                             0744-21-1115





ホテイアオイ(布袋葵)

 単子葉植物ミズアオイ科に属する水草。南アメリカ原産で、湖沼や流れの緩やかな川などの水面に浮かんで生育する。花が青く美しいので観賞用に栽培される。別名ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス。繁殖力が強すぎて、一部の地方では嫌われ者扱いをされたこともあった。

 浮き袋のような丸い形の葉柄を布袋(ほてい)の膨らんだ腹に見立てて「ホテイアオイ」と呼ばれるようになった。夏に青紫色の花が咲く。花茎が葉の間から高く伸び、大きな花を数個~十数個つける。




ホテイアオイ(紫)と、ヒガンバナ(赤)と、稲穂(黄)と

  田んぼのあぜには他にもこんな花が

ヒガンバナ オオバナミズキンバイ


昆虫館に舞う蝶たち

 ホテイアオイを観た後、3kmほど東にある橿原市昆虫館に行き、館内に舞ういろんなチョウチョウを観てきました。



 橿原市立昆虫館

 奈良県橿原市の香久山公園にある自然博物館である。昆虫標本および化石標本を1,000点以上展示している。また、放蝶温室では、南西諸島周辺に分布するチョウ約10種、500頭が飛び交う姿を周年観察できる。

 所在地:奈良県橿原市南山町
 休館日:毎週月曜日
 開館時間:(4~9月) 9:30~17:00
        (10~3月) 9:30~16:30
 入館料:510円
 問い合わせ先:橿原市昆虫館
             0744-24-7246

  標本展示室

標本展示室の入り口

ヘラクレスオオカブト アサギマダラ



  放蝶温室


オオゴマダラ ツマベニチョウ


ツマムラサキマダラ シロオビアゲハ

蝶の乱舞を動画で

 右の写真をクリックすると、温室の中を飛び交う蝶の姿を動画でご覧いただけます。

 画面の下に幾つかのメニューが出た場合は、「ファイルを開く」「許可する」をクリックしてください。


スジグロカバマダラ クロアゲハ



 ホテイアオイとチョウチョウ・・・ちょっと変わった組み合わせですが、如何でしたか? ホテイアオイの花もよく見ると可愛いでしょう? でも、ホテイアオイを観るために2時間半もかけて出掛けるなんて、今までなら考えられないことですが、「花紀行」のページを作りたい一心で行ってきました。(笑)


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