明石海峡のメバル釣り 2017
  ( 2017.04.08 )

 我がクラブのホームグランド明石海峡へメバル釣りに行ってきました。クラブにとっては超遅い目の、今年の初釣りです。船頭さんの言によると「年に一度あるかないかの濃霧(海霧)」に見舞われての釣りになりましたが、はたして釣果の方はどうだったのでしょうか??

釣り上げたばかりの、28cmの良型メバル



港は濃い霧に包まれて・・・

 5時半の出船に備えて、総勢7名(メンバー6人+ゲスト1人)が5時過ぎに明石浦漁港に到着。ところが、港の岩壁は深い霧に包まれて20メートル先が見えない。これはヤバイぞ。前日までの天気予報では雨と風が気になっていたが、霧のことは全く頭に無かった。
 船頭さんの説明によると、海霧が発生するには「海水温が低いこと」
「温かい空気が流れ込むこと」「風がないこと」の3つの要素が必要らしいが、今回はその3つが揃ったということだろう。


 こんな霧の中を海峡に船で出て行くのは非常に危険だ。明石海峡は名にし負う過密航路だから、他の船、特に大型の客船や貨物船と衝突する危険性が大きい。仕方なく霧が晴れるのを待つことにした。



青鷺(アオサギ)と鵜(ウ)

 何もすることが無い。港の岩壁でたむろして、世間話でもして時間をつぶすほか無い。だけど男同士の会話だから、半時間もすれば話しの種が尽きてしまう。そんな我々にとって、暇つぶしのための救世主が現れた。青鷺(アオサギ)と鵜(ウ)だ。港に係留された漁船の甲板や、発砲スチロールのブイに止まっていた。釣りとは何の関係も無い話しだけど、アオサギと鵜の話にちょこっとお付き合いください。

 青鷺(アオサギ)
アオサギはコウノトリ目サギ科の留鳥(一年中日本にいる鳥)。海岸・干潟・湖沼・池・河川・水田・湿地など、日本のどこにでもいる。深い山の中の池や街の中の小川など、こんなところに?と思われるような所にもいる。あまり人間を恐れず、人が近づいても平気な顔をしている。今日も港に係留された漁船の甲板や漁協の建物の中など、エサを求めて今日も漁港のあちこちにたたずんでいた。


 鵜(ウ)
 鵜も発泡スチロールのブイや漁船の甲板など、それぞれ思い思いの場所で羽を乾かしていた。で、鵜には海鵜(ウミウ)と川鵜(カワウ)がいるのですが、この写真の鵜はどちらだと思われます? 「そりゃ、海鵜だろう」ですって? 残念でした。ここは海だから海鵜のように思えますが、これは川鵜です。(笑)

カワウ(川鵜) ペリカン目ウ科の留鳥。内湾や湖沼・河川・池などにいる。図鑑でみると、くちばしの付け根の黄色い模様の形からして、川鵜のようだ。ここの鵜のように、川鵜も時には海に出てエサを捕ることがある。






脱線ついでに、「鵜飼い船」の鵜のことを・・・

 岐阜県の長良川や京都府の宇治川の鵜飼い船でアユを捕っている鵜は川鵜か海鵜のどちらだと思います? 川にいるから川鵜だと思われません? でも、違うのです。野生の海鵜を捕獲して調教したもの、らしいですよ。


 余談が続いたので、ぼちぼち本題に
 入らなくっちゃあ。(笑)

8時になってやっと出船

 2時間近くも港で待機したのち、8時を過ぎたころにやっと港を出た。だけど、さっきも書いたように、こんな濃霧の中をいつもの釣りポイント(海峡筋)に行くのは危険だから、仕方なく比較的安全な海岸縁近くを流した。9時半頃になって陽の光がさしてきて、ほんの少しだけ辺りが明るくなってきたので思い切っていつもの釣り場(海峡筋)へ向かった。

出港してしばらくは港を出てすぐのところで釣った。

 最初のポイントに着いたが霧が濃くてあたりは何も見えない。いつもなら北方には明石〜二見の町並みが、東には明石海峡大橋が、南東には淡路島が見えるので、自分の船がいま海峡のどの辺りに居るかが分かる。だけど、今日は霧で何も見えないからそれが分からない。いま自分が居る位置が分からないというのはたまらなく不安だ。

 それに追い打ちをかけるような出来事が起こった。ヴォ〜〜〜〜ン! ヴォ〜〜〜〜ン! 低くて野太くて長い汽笛が霧の向こうから聞こえてきた。視界が不良だから、他船との衝突を回避するために大型船が警告の汽笛(霧笛)を鳴らしているのだ。こんなのを海の上で聴く機会は滅多に無いだろう。何とも不気味だ。

霧の中でかすむ釣り船。ほんの数10mしか離れて居ない。

 船の姿は見えないのに、汽笛だけが霧の彼方から聞こえてくるのは、正直いって怖い。霧の中から突然5階建てのビルのように大きな貨物船の影がヌ〜っと現れたと思った途端、逃げるまもなくドスンとぶつかってきて、我々7人と船頭さん(と次男のS君)の9名は海の藻屑に・・・。翌日の新聞記事が目に浮かぶ。

   無謀な釣り船 濃霧の明石海峡で遭難
    貨物船と衝突して、釣り客ら9人が行方不明


 遭難したA氏の妻C子さんの話釣りのことしか知らないアホな
                     主人でした。
 同B氏の友人Dさんの話ま、自業自得でしょう。

 ちょっと、そこのあなた! これを読んでゲラゲラ笑ってぇへん?
言うとくけどね、今だから笑い話ですむけど、現場ではほんまに怖かった
んだからして。(笑)


食いが渋いぃ〜!

 釣れないぃ〜! ほんまに釣れない。たまにガシラが上がるだけ。メバルは長い間を置いて、たまぁに上がるだけ。周りの景色も見えずにただ時間だけがむなしく過ぎていく。ポイントを変わると誰かがメバルかガシラをポロッと釣り上げるだけ。それでも何とか7人の写真は撮れましたよ。(苦笑)



武蔵さん



          山崎さん

山内さん(今年から我がクラブの会長さん)



信行さん

水谷さん(この渋い中、メバルを4尾釣って竿頭に)



      圭三さん(ゲスト)

BUNさん(28cmの良型メバルと24cmのガシラを一荷で)


7人の釣果は・・・

 いつもより1時間ほど遅い、1時に納竿した。昼前ころから海上は少し明るくなったものの、最後まで霧が晴れることはなかった。7人の釣果を合わせると、メバルが9尾でガシラが20尾ほどだった。
 港に帰って30尾ほどの釣果を等分すると、メバルが1〜2尾、ガシラが2〜3尾という情けない結果に終わった。写真にあるトロ箱の魚は1人の釣果じゃなく、全員の釣果です。(涙)




 今年初めての釣行だというのに、何とも情けない結果になってしまいました。釣り場から港に帰る船の中で、並継ぎ竿を乾拭きしている時に穂先を海に落としてしまったのですが、ラッキーなことに船頭さんが船を引き返して見つけてくれました。そんなこんなで今回は最悪の釣行でしたが、来月は四国の鳴門海峡でタイ釣りをする予定になっています。ご期待くださいましぃ。(笑)


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